注文住宅で施主が自由に決められる要素

注文住宅で施主が自由に決められる要素

家族全員が満足できる住宅を建築したいのなら、自由度の高さで注文住宅が最適で、間取りだけでなく多くの要素を自由に決められます。
吹き抜けのある空間に床下暖房のある住宅にしてほしいといった、機能性と空間の作り方にこだわった住宅を建築できるのが魅力です。
壁の構造まで指定できるところも注目されており、防音性や断熱性で優れる素材で壁を作れます。
収納スペースの構造まで指定できて、階段下のスペースに収納用の棚を設置することも可能です。
採光性を高めるために天窓を取り付けたり、壁一面に大きな窓を設置するなど自由にアイデアを詰め込めます。
家族と一緒にカラオケを楽しんだり、ピアノやギターなどの楽器を演奏したいので、特定の部屋だけ防音性を徹底的に高めたいといった要望を聞いてもらえるのも注文住宅の魅力です。
住宅の内部だけでなく庭のデザインも自由に指定できて、ペットを飼育している家庭ではドッグランを庭に作って、ペットが運動できるスペースを作る場合もあります。

注文住宅は資材の選び方1つで費用がかなり変化する

注文住宅というと、内装材や設備のグレードによって価格が変わり、気がつけば当初の予算を大幅に超えているということも珍しくないのではないでしょうか。
注文住宅の価格を左右する要素は多岐にわたり、内装材の材質もそうですが、設備やオプションによっても変化します。
住宅構造の大部分を占める木材のような資材も、選択する素材や仕入れる量次第で、安くも高くもなります。
それと資材は仕入先や仕入れのタイミングでも価格が変わるので、単価の変動が費用を直撃したり総額を大きく変えてきます。
このように、注文住宅は選択やタイミングが費用を変化させ、価格が変動したり予算オーバーを招く原因になるわけです。
注文住宅の設計や施工を検討するのであれば、最初に設計を済ませておき、予算内に収まる木材や内装材などを選択して、価格が下がったタイミングで仕入れるのが理想的です。
しかし、狙った通りに安く買えるとは限らないのが住宅ですから、最安値を狙うのも1つの方法ですが、資金に余裕を持たせて買える時に購入を決めるのが無難ではないでしょうか。